骨について

人間の体が刺激(興奮)されるときは、カルシウムの細胞内流入とタンパクのリン酸化が起こります。カルシウムとリンは細胞が興奮するたびに消費されます。その使用済みのカルシウムとリンが水酸イオンの働きのよって「リン酸カルシウム」になります。これが骨の原料で「ハイドロキシアパタイト」といいます。昔、歯磨き粉のコマーシャルで「芸能人は歯が命」ってやってたのおぼえてます?このハイドロキシアパタイトをコラーゲンの上に結合させたのが骨です。

だからカルシウムやリンを単体で飲んでも骨は作られないのです。体を刺激(運動)して初めて骨は強くなるのです。

よく年齢がいってくると骨がもろくなってきたからカルシウムの薬を飲んでいる人多いですが、飲むだけでは骨は強くならないということを知っておいてください。また、ハイドロキシアパタイトとコラーゲンの結合はビタミンDがおこないます。ビタミンDは体内で作られますが、作られた時は活性化しない状態で作られ、紫外線に当たることにより活性化します。つまり、日に当たらないと骨はできません。例えは悪いですが、寝たきりになってしまうと動かないし日に当たらないのでカルシウムを飲んでいても骨はもろくなってしまいます。

すべての条件をクリアーする簡単な行為は外で散歩です。

人間の骨格は歩く時に一番理にかなった動きをするように設計されています。また、歩く行為は

・血液の循環を良くし、心臓のポンプ作用を強くする。

・血管の弾力性を高める。

・呼吸器の働きを円滑にし、酸素と二酸化炭素の交換を促進する。

・体の代謝を良くする。

・免疫機能そのものを高める。

などの効果もあります。歳をいっても元気な人は決まってよく動きますよね!あれは元気だから動くのではなくて、動くから元気なんですよ!

体中には206個の骨があり、衝撃を受けるたびに強く成長しています。皆さんも丈夫な骨を作るために散歩を日課にしてみてはどうですか?