メニエール症候群
「めまい」や「ふらつき」で苦しんでおられる患者さんは最初に耳鼻科に行くのではないですか?その時「メニエール病」と診断された方は耳の中の内耳に異常をきたしているための症状です。人間の平衡感覚を司る器官が内耳なので、その場所の異常はめまい等の平衡感覚の症状をきたします。
同じ「めまい」でも内耳に異常がないのにメニエール病とよく似ている症状をきたしている疾患をメニエール症候群といいます。現在メニエール症候群はすごく増えてきている疾患です。体のどの場所の異常がこの疾患を増やしているのでしょうか?
最近は「頚部神経筋症候群」という新しい考え方にもとづき、首の異常はいろいろな症状をもたらすという事が解ってきました。メニエール症候群もこの頚部神経筋症候群の可能性が高いと言われています。
当院でも「病院で検査しても異常がないのにめまいがひどい」と言われる患者さんが多くおられます。そのような患者さんも首が柔らんでくると、また、肩がゆるんでくると症状が楽になるケースが多いです。続けて首の治療をする事で発症しにくくもなっています。
首は「首こり」の欄にも記載したように自律神経に大きく関与します。また、内臓機能にも影響します。食べ過ぎや睡眠不足でも「めまい」が多く発症することは解っていますが、それは、それらの習慣が首に悪影響を及ぼすからだと考えられます。
メニエール症候群と診断されて、お薬をのんでいる患者さんも首のケアをしっかりと行う事で改善の可能性は高くなります。
また、ストレスなどの精神的なダメージも大きく関与していると言われています。お薬だけに頼るのではなく、根本的な改善策を考えましょう!

