ムチウチ症

皆さんはムチウチ症と聞いて何をイメージしますか?

交通事故、スポーツなどでの外傷、いろいろあると思います。

なかでも交通事故は一年間で約100万件発生しており、その内の70%がムチウチ症になっています。

ムチウチ症とは本来「外傷性頚部症候群」といって,

・頚椎捻挫

・後頚部交感神経症候群(バレ・リュウ型)

・神経根症

・脊髄症

・脳脊髄減少症

に分類されます。

一番多いのは頚椎捻挫で全体の70%~80%を占めます。

頚椎捻挫は、筋肉や靭帯に炎症を起こして首~肩に重み、こり感、痛み、運動制限などをおこします。

この段階で早く正しいお手入れをしていれば比較的早く治るのですが、ムチウチ症はその時はそんなに強く症状が出ない場合も多く治療もそこそこで終わってしまうケースや何もしないで様子をみるケースが多いのです。その結果バレ・リュウ型にまで悪化してしまう患者さんは多いです。

バレ・リュウ型とは自律神経に異常をきたす症状で、めまい、耳鳴り、難聴、吐き気、目のかすみ、後頭部の痛み、などの症状がでてきます。その時あわてて治療院に駆け込む患者さんは多いでしょう。

実はこのようにムチウチ症は時間とともに悪化していく特徴が強い疾患なのです。

神経根症にまで悪化すると、手足のシビレ、筋力の低下、顔面痛、などの症状もでてきます。

症状が進行しない間に早く正しい治療を始めるのが大事です。

またムチウチ症は事故や外傷以外でもなりえるとゆうことを知っておいて下さい。

パソコンや携帯電話の普及で、頚こり、肩こり、が国民病のような社会になりましたが、頚のこりすぎから吐き気や頭痛がする時ってないですか?

肩がこりすぎて手がしびれる事ってないですか?これって症状としてはムチウチ症の症状と同じですよね?軽度の頚こり、肩こりでも何カ月、何年と時間がたって悪化しだすとムチウチ症と同じ症状がでてくるんです。

ムチウチ症は、正しい治療に入るまでの時間が一番大事です。